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【山口市の歯科医院】歯周病で噛む力が衰える!?~楽しい食事はお口の健康から~
こんにちは。
山口市の歯医者【津本歯科】です。
歯周病は歯ぐきに炎症が広がる病気ですが、噛む力にも影響することがわかっています。
毎日の食事を楽しむためには、しっかりと噛める力は欠かせませんよね。
いつまでもおいしい食事を楽しめるように、歯周病を予防しましょう。
歯周病と咀嚼(そしゃく)力の関係
「国立循環器病研究センター」が中心となり行った研究によると、歯周病の進行が「咀嚼(そしゃく)機能」に影響することがわかっています。
歯周病が進行すると、噛む力が低下するのです。
研究は50~79歳の男女663名を対象に行われ、初回の歯科検診と4年以上経過した2回目の歯科検診のデータを比較し、咀嚼(そしゃく)機能の変化を調査しました。
調査期間中に歯周病が進行した人は、歯周病が進行しなかった、もしくは改善した人にくらべて、噛む力が低下したのです。
参照 :国立循環器病研究センター|都市部地域住民における歯周病の悪化と咀嚼能力との関係について >
歯周病になると咀嚼(そしゃく)力が低下する原因とは?
歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨まで炎症が広がります。
その結果、歯がグラグラしてしまい、うまく噛めなくなってしまうのです。
また、咀嚼(そしゃく)力が低下する原因には、いくつかの要因が考えられます。
・歯周病で歯がグラグラする
・歯周病やむし歯などで歯が抜ける
・加齢による筋肉量の低下
・パーキンソン病や脳卒中などの病気
噛む力が弱まるとやわらかい食べものばかり好むようになり、栄養状態がかたよることが知られています。
また、糖尿病や心筋梗塞などのリスクも高まるため、全身の健康にも影響をおよぼしかねません。
バランスのよい食事を摂るためにも、歯周病やむし歯を予防し1本でも多くの歯を残すことが重要です。
定期検診で歯周病を予防し噛む力を保ちましょう
歯周病は初期症状が乏しく、見逃しやすい病気です。
そのため、日々の歯磨きはもちろん、定期的に歯科検診を受けて予防に努めましょう。
山口市の【津本歯科】では、「口腔内カメラ」で撮影した写真を患者さんにお見せします。
お口の状態を目で見て確認することで、予防の成果を実感していただくことができ、通院のモチベーションにつながると考えております。
また、万が一治療が必要になった際には、「電動麻酔」や「レーザー治療器」を使用することで、痛みや出血を抑えた治療が可能です。
お口の健康を保ち、楽しい食事を続けるために、ぜひ当院の定期検診へお越しください。